2018年のまとめと、2019年の決意


先月末、第2回 三上家(ウソ)で真夏(ウソ)のパーリナイを開催☃️

JGにいた時と変わらないくらい死ぬほどくだらないことで死ぬほど笑えるのとか、JGの時にはなかった恋愛話で盛り上がれるのとか、会うたび尊いなあと思います。


その中でもうれしいと感じるのは、自分の価値観や過去・現在・未来の話を真面目に語らえること。いつもそんな話を振ってくれる利紗には感謝です。

 


今回は利沙が「2018年考えたこと」を発表し合おうと提案。結局、本人しか発表しなかったけど(笑)、私もちょうど考えたことをまとめようまとめようと思っていたので、書いちゃうぞ。

 

 

 

 

 

◆自分にとって「書く」ということ


まず昨年は書くという手段の有り難みを感じた一年でした。


コミュニケーションの4手段「読む・書く・話す・聞く」の中で、私は圧倒的に「話す」が苦手です!!

というのは頭の中でいろいろと考えすぎて、それを瞬時に言語化して口に出すのが苦手なんだと思う。たぶん複数人のJG生と会う時は、口数が少ないはず。みんなの頭の回転の速さと発言の的確さにはいつも刺激を受けています。

 
一方で「書く・聞く」は割と得意なのかなと思います。書くことは昔から好きで、話すのが苦手な自分にとって貴重な発信手段でした。今思えば中学の早いうちからSNSが好きなのも、多分これが理由。

 
この2つを使って3年間やっていた取材活動はすごく自分に合っていました。目で見て耳で聞いて肌で感じたものを、どうやって文章にするか。言葉選び、文の前後、段落の構成、どの場面やコメントを切り取るかーー。

無限の可能性がある中でこれだと思うものを作るプロセスと、同じ試合を扱っても書き手によって全く違うものになる面白さが好きでした。


実は自分で考えて文章を書く課題が多かったのは、JGだけではなく小学校の時もそうで、だからこそ大学での3年間が生まれたと思います。客観的に見て上手いか下手かは別として、書くのが好きだと思えることがうれしいなって、今すごく思う!これは本当に。高校の時、書くことには妥協したくないな~~と思ったのを覚えてるんだけど、この気持ちはこれからも大切にしていきたい。

  

 


◆好きなこと・楽しいことを本気でやるって幸せだ


昨年の取材で忘れられないのが野球です。高校の時に載った雑誌を買うほど好きだった甲子園のヒーローの大学4年目を追わせてもらいました。めでたくプロになりました。まさか自分の人生に、それも大学時代に交わるなんて想像もしてなかったので、あれは現実だったけど幻だった(?)

 
スーパーエリートの担当を務めて、力不足だと思うことも多々ありました。でもそれを苦に感じたことはなくて、もっと知りたい学びたいと前向きに捉えられたしずっと楽しかった。取材に限らず今までいろんな経験をしてきたけど、何よりも楽しくてやりがいがあると思えた仕事でした。「好きなこと・楽しいことを本気でやるのってこんなに幸せなんだ」と知れたことは、昨年一番の収穫。今後の人生選択の基準にしていきたい。

 

 

 

 


◆今後について ーー方向転換

 
そんなわけで3年間の取材生活が終了しました。11月頭に担当競技を全て終え、将来について改めて考えたとき、「私がやりたいことは記者じゃないかもしれない」という考えがふと出てきた。これは私の人生においてかなり大きな転換です。

 
というのも、私の夢は小6からずっと変わらずスポーツ記者でした。大学駅伝が好きだったから元から各大学スポーツ新聞HPの読者だったし、大学に行く理由も半分以上は取材のためで、私立のスポーツがさかんな大学じゃないと意味がなかった。なんてことはJGにいる当時は口が裂けても言えませんでしたが(笑)。

 
念願叶って記者の卵みたいな活動ができて、今後の王道ルートは新聞社やテレビ局に入り、幅広く取材をした上で運動部にたどりつくことだなあと思っていました。

でもここに私のやりたいことと齟齬があるのでは?と、一区切りついたところで気付きました。

 


・記者のスタートである事件事故取材をできる気がしない

・記者よりもスポーツにこだわりたい

・スポーツに限らず、全員がハッピーになれるものを提供したい

 
上記3つが主な理由です。

 


さっき書いた「好きなこと・楽しいことを本気でやるって幸せだ」と気付いたことは、この方向転換の一因です。

 

スポーツ取材の特徴は関係者(記者、取材対象者、情報の受け手)全員がハッピーになる可能性が高いこと。でもこれは取材の中では特殊で、他ではなかなかそうはいかない。「みんなハッピー」という価値は今までも私の取捨選択の中で大切にしていたもの。スポーツに関われば取材でなくともハッピーを提供できる機会が多いはずだし、私がこだわりたいのはそっちの価値観なのだと思っています。

 
それから3年間スポーツに関わって改めてその良さを感じたと同時に、まだまだ日本のスポーツ業界には課題が山積みなことも強く感じました。記者だけではなくいろんな仕事を経験し、もっとスポーツのいろんな側面を見て発展に貢献したいという気持ちが今は強い。記者しか見ていなかった10年間だけど、より広い視野で動いていこうと思います。

 

 

 

◆今後について ーー『日常的な非日常を』

 
上記に関連して、最近考えていることをもう少し深掘り。私がスポーツに関わる中で常に目標として持っておきたいなと思ったことが『日常的な非日常を』という考えです。生のスポーツ観戦は普通じゃ味わえない空間、非日常的な空間だと思います。それを当たり前にみんなが楽しむ日常的なものにしたい。


その中で、昨年特に思い出に残っている試合を一つ。等々力での日曜開催のBリーグ川崎戦です。先に言っておくけど、マジでBリーグはすごい。演出と客の盛り上がりが半端じゃない。みんな一回行ってほしい、なんなら私と行こう!!!


バスケのBリーグは3年目でまだまだ発展途上。まあたかが川崎の体育館だし、そこまで盛り上がってないんだろうなと思っていたんですよ。

だが、しかし。アリーナはほぼ満員。入場時に配られる赤いハリセンを手に応援する一体感はマジで圧巻だった。そして何より感動したのは、子どもの割合がめちゃくちゃ高いこと!小学生くらいまでの子どもの数が本当に多い。そこかしこで友達同士が仲良く会話したり、その家族たちがビールを飲んでいたり、応援する子どもの声がすごく大きく聞こえたり、率直にいいな!と思った光景でした。

 


自分に身近なのが野球だからかもしれませんが、スポーツ観戦はまだまだおじさんの嗜みというイメージが強い気がします。家族(母と子)、学生、女性、いろんな人が気軽にふらっと立ち寄れる日常的な存在になるような仕掛けを作り出す仕事ができたらうれしい。

 

 

 

◆たのしいを追求したい

 
これを書いていて思うのは、今の私の中心にあるのはきっとこの気持ちだと思います。


この間9ヶ月ぶりにジャニーズのライブに行ったんですよ。まーーーーあ楽しかったし、生き返ったし、去年「この感じなら辞められるな」と思ったオタクに普通に戻ったんだけど(つらい)、そこで私は『1回きり』のものにすごく価値を感じるんだなと思いました。それはライブ然り、観戦然り。全てのライブ、全ての試合で面白さが違うからこそ、何回も行きたくなっちゃう。取材も推しのプレーを見逃したくなくてのめり込んでました。


そう考えると、スポーツはエンターテインメントとの親和性がすごく高いのでは?と思いました。というかバスケ行った時も思ったけど、スポーツはもはやエンターテインメントショーだと思う。

 

それこそ私の大好物・レーザーゴリゴリ演出(かっこいいダンスナンバーとかで連射するやつ)は絶対スポーツでも使える。あとはもっと選手入場シーンとかも一人一人のVTR作って、月ごとにコンセプト変えちゃったりなんかして派手にしたらめちゃくちゃワクワクするのに…!、

などと天井席で考えていた元日でした(笑)。グローブ座(ジャニーズ事務所が所有する劇場)でフェンシングの全日本選手権決勝が行われたのとか、まさにその先駆けだななんて思いますね。

 

 

 

◆学ぶことを辞めたくない


最後に、スポーツ以外のことも。これは昨年に限らず、大学に入ってからずっと思っていることです。


大学は自由に学べるからこそ、学ばないという選択も簡単にできてしまうのが怖いなと思います。これはJGの時からだけど授業に行っているだけでちゃんと学んでいるかと聞かれると全然なので、自分への戒めも込めて。

 
こう思ったのは、ゼミで日経ストックリーグという野村證券主催のビジネスコンテストのようなものにレポートを提出する課題を行い、教養教育をテーマにしたからです。前にFacebookでもちょっと書きました。


様々な技術が急速に発展しグローバル化が進む今、物事を構造的かつ柔軟に見る力を養うためには文学・歴史・科学など幅広い教養を身につけて、それを横断的に掛け合わせる力が一番重要なのでは?みたいなアプローチですね。

 

これをきっかけに、「あぁ、私ももっと勉強しなきゃダメだな」と思って(小並感)、今は入学前から興味のある経営全般に加えて、経済などもっと広い視野も欲しいし、歴史とか全然違うことももう一回学び直したいなと思っています。卒業するまでに一度落ちた簿記2級も取り直したいし、今まで時間がないからと避けていた読書もたくさんしたい。あと今年こそは絶対に英語を勉強する!

 

 

 

長々書きましたが、2018年と2019年を10日過ごして思うことはこんなところです。今年も感度高く生きたいな。久しく会っていないJG生の話も聞きたいです。みんな会おう。