誰かの結婚で初めてこんなに感動した

水曜日の朝、ニュースを聞いてからというもの、なんとなくずーっと幸せだ。ツイッターにもインスタのストーリーにも投稿したし、会う人会う人に「山ちゃんと蒼井優の結婚めっちゃ良くない!?」と言っている。本当にすごく良い。

今これを書こうとしてて、21年半で一番、優って名前でよかったなって思っている。マサル様宛にメールの返信やハガキが来るの嫌だなって思ってたけどそんなんどうでも良くなった。だって前から好きだったけど、蒼井優さん素敵すぎる。2000%いい人。世の中の優たちの誇りです(私調べ)。


こんなにいいなと思うのは、私が近頃どハマりしているアンジュルムが二人とも好きっていうのもある(今度アンジュルムの話も書きます絶対)。

でもなんてったってそれ以上に会見が最高of最高。

本当に好きすぎるし、かつてないほど憧れる夫婦の姿なので、会見の一問一答のお気に入りポイントを抜粋して感想を書き殴ります。恋愛経験ほぼゼロの21歳が書く、端から端までしょーもない文章。お付き合いいただける人は、ぜひ。

 


まず何がって、二人はもちろんなのだけど、キューピッド・しずちゃんが抜群に良い。

「優ちゃんがやまちゃんのことを尊敬はしてたんですね。面白いんで。で、ボケで『山ちゃんどう?』っていったら、優ちゃんが真に受けてしまって。そんなつもりじゃなかったんですけどね」

「わたしは優ちゃんのことめちゃくちゃ好きなんですよ。南海キャンディーズに取り込みたいなと。そういう気持ちですよね」

親友に相方を紹介するボケのはずが、結婚まで。冗談のつもりだったのだろうけど、その後山ちゃんをデートに誘うタイミングを蒼井さんに教えたり、反対に蒼井さんが山ちゃんのこといいって言ってたよって伝えたり。

えっ、かわいい。学生みたい。こんなかわいい恋愛、30超えても出来るんだと、恋愛偏差値2の私は心底感動した。しずちゃん、最高に楽しかっただろうなあ。


私の話ですが、サークル内で付き合った2組を見ていると、尊敬できるビジネスパートナー(男)が大好きな女友達と付き合うってすごく幸せです。私の周りの人たちどんどん付き合ってほしい(?)

 

 

ここから二人への質問がスタート。

一つ目は、結婚の決め手に関する質問だった。

蒼井「一緒にいてしんどいくらい笑わせてくれる。人に対しても、感動することと許せないことのラインが一緒。金銭感覚が似ている。あと、冷蔵庫をちゃんとすぐ閉める」

この4つだけでご飯3杯くらい食べられそうなくらいの幸福感。いや、なんていうか、結婚ってこういうことなんだろうなと思う。生活におけるちょっとした部分。冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めるってめっちゃ大事だよね。うちの弟は牛乳一杯飲み終わるまで開けっ放しだからこれを機に見直してほしい。ちなみに私は結婚するならバスタオルを毎日替える派の人がいいです。

 


感動することと許せないことのラインが一緒もめちゃくちゃに大事。私は「人の好きなものを否定しない」が付き合う上で欠かせない条件なので、死ぬほど共感した。

それからこれを聞いた時に、アンジュルムではないけど、モー娘。ザ☆ピ〜ス!「大事な人がわかってくれた」という歌詞を思い出した。魔性の女を否定するくだりも。

この曲、今この年齢になって聞くと本当に世の真理です。「愛しい人が正直でした 全てを受け止めようと感じました」とかめちゃくちゃに最高。愛ってこういうことなんだろうな!!って思う。最高だから聞いてほしい(何の話だっけ?)

 

 

会見は馴れ初めの話に戻り、

山里「蒼井さん、俺と付き合ってみます?」

という告白の言葉に大被弾。スーパー理想。いい感じの男性に言われたいセリフNo.1。漫画の世界だと思っていたのに、現実世界でありえるんですね。これを言えたのもしずちゃんがいろいろと手助けしてくれたおかげだなんて、やっぱりしずちゃん最高か(号泣)

 

ご両親への挨拶の話では、蒼井パパのお茶目な返し3パターンが本当に最高。日本中の女性諸君がこんなパパが良かったって思ったと確信している。

 

あとは指輪のくだりも最高。

蒼井「買ってくださると言われたんですけれど、私、大切な物って絶対なくすんです。年内になくす自信があった。それよりも、なにかを一緒に経験することに使ってほしいと思ったんです」

山里「こういう時に、『指輪高い』『もったいない』と言ってくれるんですよ。それはさっき金銭感覚が合うと言ってくれたことです」

最高ですね。いやあ、最高。語彙が足りない。

物事の価値とお金の高低は一致しないなと最近よく思う。高級レストランとか景色が綺麗な場所に連れてってもらうより、めっちゃ美味しいラーメン屋に二人で入って、寄り道しながら家に帰るデートが理想の自分を許してくれる人と付き合いたい。

 

ここからは割愛しますが、二人の良さはなんでもないことがすごく幸せそうだからなんだろうなと。名前で呼び合うくだりも、土手を歩くくだりも、終電で帰るくだりも。それぞれに大したことじゃないんだけど、この場でそれをピックアップして話す感じ。

結局、結婚っていうのは共に生きることで、何でもない普通の日をいかに幸せに感じられるかだと思った。オードリー・春日のプロポーズの時も感じたけど。

 

 

最後に、この会見で一番グッときたところを一つ。

「真面目に頑張っていれば、ええことあんねんなぁ」

しずちゃんが言ってくれたと紹介していたこの一言が、ちょっとうるっとくるほどにめちゃくちゃ好き。


こんな幸せな話に自分を重ねるのはおこがましいほど、この3人の関係性に憧れるのだけれど、ちょっとだけ。


私は自分が真面目な自覚があるのだが、真面目は時に損をする。時というか、かなり頻繁に。手の抜きどころが分からないし、人のために自分を犠牲にしてしまうし、人の責任を背負ってやらなくてもいいことまでやってしまう。辞められるなら今すぐ辞めたい。もっとちゃらんぽらんに、不真面目に、気楽に生きていたい。

でもたまーに、ごくたまに、真面目に頑張っていたからこんなにいいことがあったのかもって思えるくらい幸せなことに巡り合えたりする。何よりこれだけ真面目に頑張ってるんだからという自信だけは、いつも持っている自分の強さだと思う。


山ちゃんも同じことを言っていた。

「一生懸命頑張って、真面目に生きていたら、こんな素敵なご褒美を用意してもらえる」

去年かな、1回だけ行った占いで「あなたは大器晩成型だけど絶対いい旦那ができる」って言われたのを思い出す。私も真面目に生きてたらいつか幸せになれるかなあ、って希望をもらった会見だった。ほっこり。


でもそれより、しずちゃんにも早くええこと訪れてほしいな。